AndroidスマホからiPhoneに機種変更するなど、電話帳のデータを引っ越ししたい場面があります。
でも古いスマホの画面を見ながら、1件ずつ手作業で打ち直すなんて大変ですよね。
ところが、Androidスマホで「Google連絡先」を使っていたなら、データをエクスポート(吐き出す)すれば簡単にiPhoneに引き継げますので、今回はその方法をご紹介します。
電話帳のバックアップにもなりますので、1分ほどお付き合いください。
- Google連絡先のデータをエクスポートする方法
- エクスポートしたファイル「.vcf」とは
Google連絡先のデータをエクスポートする方法
Google連絡先はパソコン版もありますが、ここではアプリを使った手順をご紹介します。
連絡帳
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▼Google連絡先で ハンバーガーメニュー(三本線) をタップします。
▼設定 をタップします。
▼エクスポート をタップします。
▼電話帳データを登録しているGoogleアカウントを選択して .VFCにエクスポート をタップします。
▼保存 をタップするとエクスポートされます。
電話帳データのエクスポート先は、左上のハンバーガーメニューをタップすれば、本体のほかにSDカードやGoogleドライブなどに切り替えることもできます。
これで電話帳データのエクスポートは完了です。
あとはエクスポートしたファイルをiPhoneに持っていって取り込めば、電話帳データは引っ越しできます。
参考記事:iCloud: 連絡先情報をiCloud連絡先に読み込む|Apple Inc.
エクスポートしたファイル「.vcf」とは
エクスポートすると、vCard形式(ファイル名が ○○.vcf となる)という形のファイルが作成されます。
vCardは電子名刺の標準規格フォーマット。項目として名前、住所、電話番号、URL、企業ロゴのほか、写真や音声などを含むことも出来る。
電話帳データをやり取りするのによく使うファイル形式です。
Google連絡先のほか、Outlookなど主要なメールソフトでも取り込むことができる無難なファイル形式です。
まとめ
- 電話帳データは手打ちしなくても引っ越しできる
- Google連絡先からvCard形式でエクスポートできる
携帯ショップにお願いしなくても簡単にデータを取り出せますので、ぜひお試しください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。