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Google KeepとEvernoteを比較!移行前に押さえるべきポイントとは?

広瀬 潤一
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アイキャッチ_ノート
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広瀬 潤一
時間とお金をかけないお手軽IT導入の専門家

IT業界にて13年ほど企業の「効率化」「コストカット」にたずさわり独立。

貧乏性で面倒くさがり屋のため、お金をかけずに自動化・仕組み化する方法をアレコレ考えるのが好きです。

好きな言葉は「楽をするための苦労はいとわない」
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  • ずっとEvernoteを使っているけど、仕様や料金がどんどん改悪されてく・・・
  • Google Keepというメモアプリがあるのは知っているけど、Evernoteとどう違うの?
  • そんなに差がないなら、無料で制限なく使えるGoogle Keepに乗り換えたい

 

そんなあなたに読んでもらいたい記事です。

 

 本記事の内容 
  1. Google KeepとEvernoteは、まずコンセプトが違う
  2. Google KeepとEvernoteの差をひとつひとつ比較
  3. EvernoteユーザーがGoogle Keepに移行(乗り換え)するときのチェックポイント

 

この記事を書いている僕は、Evernoteを使いはじめて7年ほど。

後発であるGoogle Keepが出たときは「いやいや、Evernoteがあれば十分でしょ」と思っていました。

ところが、いざGoogle Keepを触ってみると、その使い心地から手放せなくなり、今ではEvernoteとGoogle Keepを併用しています。

 

同じメモアプリとして機能がどっこいどっこいな両者ですが、そもそもコンセプトが違うので「アレができない」「コレは便利!」と意外と細かい差があったりします。

EvernoteからGoogle Keepに乗り換えをお考えなら、乗り換えた後で引っかかりそうなポイントも記事の後半でまとめましたので、すこし長いですが5分ほどお付き合いください。

 

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Google KeepとEvernoteは、まずコンセプトが違う

アイキャッチ_コンセプト

どちらもメモに特化したサービスですが、そのコンセプトが違います。

「すべてを記録する」Evernote

簡単なメモ書きから、ExcelやPDFなどのファイル、気になったWEBサイトや写真・音声・動画まで、あらゆるデータを保存できるオールマイティさが特徴のEvernote

仕事でもプライベートでもシーンを問わずに使えて、しかも記録したデータは期限なくずっと保存しておけます

ノート単位・月単位で保存できるデータの上限はあるものの、翌月になればまた容量がリセットされる、蓄積型のデータ保管庫です。

まるで付箋のようなGoogle Keep

パソコンやスマホの画面にぺたぺたと付箋を貼り付ける感覚で使える、手軽さが特徴のGoogle Keep

シンプルで直感的に操作できるのに、意外といろんな機能を備えていて、ライト派も高機能派も満足のメモサービスです

歩きながら音声でメモを作ったり、不要になればさっとアーカイブして整理できたりしますが、付箋のような軽量なメモのため、ExcelやPDFなどのファイルは保存できません。

 

Google KeepとEvernoteの差をひとつひとつ比較

Evernote Google Keep
サービス提供 Evernote Google
料金 無料~1,100円/月 無料
データ容量の上限 1ノートあたり 25~60MB

ひと月あたり 60MB~20GB

無制限(文字数制限あり)
利用端末の上限 2台まで~無制限 無制限
利用方法 WEB

デスクトップアプリ

スマホアプリ

WEB

スマホアプリ

※デスクトップアプリはなし

オフライン利用 ○ できる × ほぼできない
同期タイミングの指定 ○ できる × できない
パスコード ○ できる × できない
バージョン管理 ○ できる × できない
検索・絞り込み ○ テキストやファイル内の文字など ○ テキストや画像内の文字など
通知 △ リマインダー(時刻) ○ リマインダー(時刻・場所)
メモの共有 ○ できる ○ できる
メモの分類 ○ ノートブックやタグ ○ 色やラベル
メモの作成 テキスト入力

音声入力(音声そのもの)

画像撮影(連続)

手書き

ファイル添付

テキスト入力

音声入力(音声と変換した文字)

画像撮影(単発)

手書き

※ファイルは添付できない

メモの形式 テキスト(装飾可)

チェックボックス

名刺取り込み

WEBクリップ(ページそのもを保存)

テキスト(装飾不可)

チェックボックス

※名刺は画像として保存

※WEBクリップはURLのみ

※表は不可

料金

Evernoteの有料プランは以前と比べて高くなってきています。

無料プランで足りない場合は、いきなり600円/月からのプランしかなく、以前はあった「その中間」のプランがなくなってしまいました。(2018年9月時点)

本当にフルに使いこなさないと、600円/月は割高に感じます。

Evernote料金プラン(公式)

 

一方のGoogle Keepは、無料なのに全機能を制限なく使えます。

600円払うならGoogle Keepの方がいいっかなーと個人的には思ってしまいます。

データ容量の上限

Evernoteはノート(1つのメモの単位)ごとや月ごとにデータ容量の上限があります。

無料プランだと月に60MBまでしか保存できないのがちょっとツライですね。。

 

一方のGoogle Keepは、なんと上限なしの無制限。

写真や音声などデータ容量が大きいメモも気にせず保存できます。

ただし、Google Keepは1つのメモに打ち込める文字数が19,500文字くらいが限界のようです。

GoogleKeep_文字数上限

GoogleKeep

 

利用端末の上限

Evernoteの無料プランだと、同じアカウントで同時に利用できる端末は2台までです。

僕の場合はパソコン1台とスマホ1台なので収まっていますが、ネット上の情報を見ていると、この点が不満という声が多いようです。

  • 家のパソコン
  • 会社のパソコン
  • スマホ
  • タブレット

で使いたい場合などは有料プランにせざるを得ません。

 

その点、Google Keepは端末台数も無制限。

やっぱりEvernoteは無料だと縛りがきついなーと思えてきます。

でも機能面ではやっぱりEvernoteがすごい

料金や制限だけを見ると微妙なEvernoteですが、「すべてを記録する」というだけあって高機能です。

利用方法

Evernoteはデスクトップアプリが用意されているので、パソコンではWEBブラウザだけでなく専用ソフトで操作できます。

データもパソコン内に複製しているので、ネットにつながらなくても使えます。

一方のGoogle Keepは、ネット接続が前提であり、デスクトップアプリもありません

関連記事:Google Keepにデスクトップアプリが無い理由と、それっぽく使う方法

 

オフライン利用(ネット未接続)

Evernoteは、パソコンだけでなくスマホアプリでもオフライン利用ができます。(有料プラン)

でもスマホでオフライン利用するには、その分のデータをスマホ内に保存しておく必要があるので、端末の空き容量が減るという弱点はあります。

 

同期タイミングの指定

スマホで使う場合、Evernoteは「Wi-Fi(無線LAN)接続時のみ同期」とすることができます

ところがGoogle Keepは、Wi-Fiかどうかに関係なく、その場ですぐに同期します。

容量無制限だからといって写真や音声をバンバン保存すると、データ通信容量をどんどん消費してしまいます。

 

パスコード

Evernoteのスマホアプリは、開くときにパスコードを設定できるので、セキュリティが1段階上がります

Evernote_パスコード

Evernote

 

バージョン管理

これも有料プランになりますが、Evernoteはノートの更新履歴を記録していて、前の状態にいつでも戻せるようになっています

一方のGoogle Keepは、メモを編集すると最新版だけ残るので、間違えて編集したり消したりしても戻せません。

 

画像以外のファイルを保存できる

Google Keepは写真のみメモに添付できますが、EvernoteはWordやExcelや音声ファイル(mp3)など様々なファイルを保存できます

会議のときなど「議事録はこっち」「資料はこっち」と分けずに1つの箱でまとめて保存できるので便利です。

 

WEBクリップ

インターネット上の気になる記事をメモできるWEBクリップ機能ですが、Evernoteはページそのもを保存できるのに対し、Google Keepは記事のリンクだけで中身までは保存できません。

後日そのWEBページが消えてしまっても、Evernoteなら見ることができます。

 

そのほか

  • テキストを装飾できる
  • 表を作れる
  • 名刺を撮影すると名前やメールなどを読み取れる
  • 複数のノートを統合して整理できる

といったEvernoteならではの機能があります。

Google Keepだけの機能

Evernoteは「たいがいのことはできる」わけですが、Google Keepだけの独自機能もあります。

場所を指定したリマインダー

Google Keepは「時刻指定」のほかに「場所指定」のリマインダーをセットできます

自宅や会社、特定の店舗など、その場所に来た時に通知を受け取ることができて便利です。

関連記事:【ギガを節約】このアプリ、あとで家でダウンロードしよう→帰るとすっかり忘れてしまうあたなへ。コレにメモしとけばもう安心!

 

音声でのテキスト入力

Evernoteの音声入力は、音声そのものを保存します。

一方のGoogle Keepは、音声の保存に加えて、音声の内容をその場でテキスト変換してくれます

テキストでも保存されるので、あとで確認や検索がしやすいですね。

GoogleKeep_音声入力

GoogleKeep

 

EvernoteユーザーがGoogle Keepに移行(乗り換え)するときのチェックポイント

アイキャッチ_チェックポイント

Evernoteの無料プランでは収まらない、けどお金はかけたくない!

となるとGoogle Keepへの乗り換えを検討するかと思います。

ここでは、乗り換えた後に「こんなはずじゃなかった」とならないよう、Evernoteユーザーから見たGoogle Keepのイマイチな点をご紹介します。

ファイルを保存できない

Google Keepはテキストのほかに画像と音声を保存できますが、それ以外のファイルは保存できません。

ExcelやPDFなどのファイルはGoogle Drive等に分けて保存することになります。

画像の向きを変えられない

Google Keepに保存した画像は、トリミングやお絵かきはできるものの、画像の向きを変えたり自動フチ取りはできません

また画像を撮影するときも、連続撮影はできなくて、1枚1枚カメラアイコンを押して撮影モードにする必要があります

まとまった書類をガシガシ撮影してスキャンしたいときは手間ですね。

WEBクリップはリンクのみ

Google KeepのWEBクリップは、そのページのリンクを保存するだけなので、ページの中身までは保存できません

名刺取り込み機能がない

Evernoteの有料プランで使える「名刺取り込み」機能はありません。

その代り、Google Keepは画像内の文章をテキスト変換する機能があるので、名前やメールアドレスをテキストで取り出すことはできます。

GoogleKeep_テキスト抽出

GoogleKeep

 

バージョン管理機能がない

変更履歴は記録していないので、メモの修正や削除も一発勝負です。

メモ自体を消したときは「ごみ箱」から戻せますが、メモの中身を消したときはもう戻せません。

でも人間はミスするものなので、間違える前の状態でバックアップを取っておくと安心です。

>>関連記事:【5分でできる】Google Keepのデータを一括でバックアップする方法

 

まとめ

  • Google Keepは「手軽に使える付箋」、Evernoteは「すべてを記録する」とコンセプトが違う
  • Evernoteはオールマイティに何でもできるけど、有料プランが高い
  • Google Keepは無料で手軽だけど、機能は控えめ
  • EvernoteからGoogle Keepに移行する前に、その差を確認しておこう

似た者同士に見えて、実はいろいろ違うGoogle KeepとEvernote。

もし移行をお考えなら、本記事が少しでも参考になりましたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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広瀬 潤一
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