バックアップ

Androidスマホのデータをフォルダ単位で自動バックアップする方法

※本記事はプロモーションを含む場合があります。

環境を丸ごとバックアップできるiPhoneと違って、Androidスマホは写真や電話帳など個別にバックアップする必要があります。

関連記事:Androidスマホのバックアップ方法は4つ!アプリデータも対象か要注意

 

スマホ内やSDカードにバックアップデータを吐き出したりしますが、紛失・盗難を考えると、パソコンなどにデータを移しておくのが安心です。

となると、こんな悩みはありませんか?

 

 悩 み 
  • いちいちパソコン開いてデータ移すのは面倒
  • 面倒だとバックアップも億劫になり、だんだん取らなくなる…
  • Dropboxみたいに、決まったフォルダに置けば自動でアップロードされないかな

 

そこで今回は、パソコンを使わずにAndroidスマホのデータをフォルダ単位でオンラインストレージ(DropboxやGoogleDriveなど)に自動バックアップする方法をご紹介します

1度仕込むだけで指定したフォルダの中身が勝手にバックアップされ続けますので、3分ほどお付き合いください。

 

 本記事の内容 
  • オンラインストレージとは
  • フォルダを同期すればデータが自動でバックアップされる
  • Androidでフォルダを自動バックアップする方法

 

ちなみに僕は7つのフォルダを毎晩自動バックアップされるようにしています。

いつスマホを紛失しても、ほぼ前の環境に復元できる自信があります。

 


オンラインストレージとは

アイキャッチ

オンラインストレージとは、写真やExcelファイルなど、パソコンやスマホの中に保存されているデータをインターネット上に保存できるサービスです。

データの置き場所がインターネット上なので

  • 手元の端末内のデータ容量を消費しない
  • パソコンでもスマホでも、端末を選ばずにファイルを操作できる

といったメリットがあります。

 

インターネット上にファイルを置くのって誰かに覗かれそうで怖いかもしれませんが、基本的には自分だけが見たり編集したりできる専用のフォルダをもらうイメージになります。

 

有名どころのオンラインストレージ

  • Dropbox
  • One Drive
  • Googleドライブ
  • iCloud Drive
  • Amazon Drive
  • Box
  • Sugar Sync

 

フォルダを同期すればデータが自動でバックアップされる

アイキャッチ

オンラインストレージといっても、いろいろなタイプがあります。

なかでも簡単で使いやすいのが同期系のものです。

 

例えば、パソコンのマイドキュメントにExcelファイルを作成したら、それが自動でオンラインストレージにもコピーされます。

オンラインストレージにコピーされたExcelファイルは、そのパソコン以外でも見たり編集したりできるので、外からスマホで編集するといったこともできます。

スマホで編集されたExcelファイルは、パソコンのマイドキュメントに置いてあるExcelファイルにも編集内容が反映されます。

このように、手元の端末とオンラインストレージで1つの同じファイルを扱っているかのような動きをするのが同期系のタイプです。

そして同期系のオンラインストレージは、バックアップファイルであっても置くだけでコピーしてくれるので、面倒なバックアップ作業の自動化と相性がいいです。

 

Androidでフォルダを自動バックアップする方法

同期系のオンラインストレージは、パソコン向けにはいろいろあるのですが、Androidスマホ向けには有料(750円~/月)のSugarSyncしか僕は知りません。

そこで、同期系ではない無料のオンラインストレージを、あたかも同期系のように使えるアプリ「FolderSync」を使用します。

FolderSync

FolderSync

Tacit Dynamicsposted withアプリーチ

 

FolderSyncでできること

  • Androidスマホ内のフォルダを指定できる
  • 指定したフォルダの中身を自動でオンラインストレージに同期(コピー)できる
  • DropboxやOneDriveなど、主要オンラインストレージに対応

 

FolderSyncは使い方にクセがあるので、設定方法を順にご案内しますが、大まかな流れは次の通りです。

  1. オンラインストレージを選択して接続する
  2. フォルダの同期設定をする

今回はアプリ「ssFlicker」の単独バックアップファイルを、オンラインストレージ「Dropbox」に自動で同期(コピー)する設定を解説します。

手順1: オンラインストレージを選択して接続する

▼メニュー画面で アカウント をタップします。

アカウント

FolderSync

 

+ボタン をタップします。

プラスをタップ

FolderSync

 

▼接続するオンラインストレージを選択します。今回は Dropbox を選びます。

Dropboxを指定

FolderSync

 

▼「Dropbox」など分かりやすい接続の名前を付けます。

名前を付けたら アカウント認証 をクリックします。

名前を入力

FolderSync

 

Dropboxのログイン情報を入力して ログイン をタップします。

ログイン情報を入力

FolderSync

 

▼2段階認証をONにしている場合は、送られてきた認証コードを入力して 入力 をタップします。

認証コード入力

FolderSync

 

許可 をタップします。

許可する

FolderSync

 

▼Dropboxとの接続が追加できました。保存 をタップして接続設定は完了です。

接続設定を保存

FolderSync

 

手順2:フォルダの同期設定をする

▼メニュー画面で 同期フォルダ をタップします。

同期フォルダ

FolderSync

 

+ボタン をタップします。

プラスボタン

FolderSync

 

▼同期の設定をします。

ssFlicker」など分かりやすい名前を付けます。

名前を付ける

FolderSync

 

▼続いて「手元の端末の同期(コピー)したいフォルダ」と「コピー先のオンラインストレージのフォルダ」を指定します。

フォルダ設定

FolderSync

  • アカウント:Dropbox(先ほど作成した接続先)
  • 同期タイプ:リモートフォルダ(※)
  • リモートフォルダ:(コピー先となるオンラインストレージ上のフォルダを選択)
  • ローカルフォルダ:(コピー元となる手元の端末内のフォルダを選択)

※同期タイプについて

ローカルフォルダ Dropbox側の変更 を 手元の端末 に反映
リモートフォルダ 手元の端末の変更 を Dropbox側 に反映
双方向同期 どちらかに変更があった際に、もう一方にも反映

今回は「スマホ内のデータ」を「Dropboxにコピー」したいので、リモートフォルダを選択します。

 

▼同期するタイミングを指定します。

変更があったらリアルタイムに同期することもできますが、多少バッテリーも消耗するので、今回は毎晩2時に同期するようスケジュールをセットします。

スケジュール設定

FolderSync

 

▼同期のオプションを指定します。

同期オプション

FolderSync

細かく設定できますが、初期値から変更するのは下記2点でOKです。

  • 削除を同期:ON(OFFだとオンラインストレージのデータが増え続けるため)
  • 競合した場合の動作:ローカルファイルを使用(スマホ内のデータを正としたいため)

 

▼接続設定をします。

Wi-Fi(無線LAN)接続時のみ同期するようであれば、このままでOKです。

3G/LTE回線でも同期できますが、データ通信容量を消費するのでおすすめしません。

接続設定

FolderSync

 

▼通知の設定をします。

たまに同期が失敗する(オンラインストレージの容量がいっぱい等)ので、僕はひととおりONにしていますが、ここはお好みでOKです。

通知設定

FolderSync

 

▼高度な設定ができます。

僕はぜんぶOFFのままですが、充電中のみ同期したい場合は「充電中のみ同期」をONにしてください。

(毎晩2時に同期が動き出しますが、その時に充電状態である必要があります)

高度な設定

FolderSync

 

▼さいごに 保存 を押して同期の設定は完了です。

保存

FolderSync

 

ここまでの設定で「毎晩2時に、スマホ内のssFlickerのフォルダがDropboxに同期(コピー)される」ようになりました。

対象のフォルダを増やしたい場合は、手順2の「フォルダの同期設定をする」を繰り返してください。

 

まとめ

今回のまとめです。

  • スマホ内のバックアップデータの退避は、オンラインストレージを使うと便利
  • オンラインストレージと自動同期することでバックアップの手間が下がる

 

アプリ単独のバックアップは、通常は

  1. アプリ個別にバックアップを取る
  2. 取ったバックアップファイルを退避する

という作業が、ステップ1だけで済むようになります。

 

フォルダの同期ができればいろいろ応用もできますが、まずはバックアップの効率化からお試しください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました