SERPOSCOPEを無料サーバにインストールする方法 という記事を書いたところ「最新版にバージョンアップする方法を知りたい」とコメントをいただきましたので、更新方法をご紹介したいと思います。
なお、バージョンアップする前に念のためバックアップ(ADMIN → SAVE)を取っておくと安心です。
無料サーバに入れた SERPOSCOPE をバージョンアップする方法
- SERPOSCOPEの最新バージョンを取得
- サーバに適用
の2ステップになります。
ステップ1:SERPOSCOPEの最新バージョンを取得
▼SERPOSCOPE(公式)からサーバ用のインストーラを入手します。
今回はサーバのOSが「CentOS」なので、こちら↓をクリックしてダウンロードします。

▼ダウンロードできました。(本記事の執筆時では2.14が最新)

ステップ2:サーバに適用
▼まずはサーバにファイルをアップロードします。
GCPの画面を開いて メニュー(三本線) → Compute Engine をクリックします。

▼SSH をクリックします。

▼黒い画面が表示されたら 歯車アイコン → ファイルをアップロード をクリックします。

▼ダウンロードしたSERPOSCOPEのファイルを選択して 開く をクリックします。

▼ちょっと時間かかりますが「完了しました」と表示されればOKです。
Close をクリックして閉じてください。
▼つづいて、下記をすべてコピーして、黒い画面にペースト(貼り付け)してください。
※今回は「2.14.0」というバージョンにアップデートしていますが、バージョンが異なる場合は「2.14.0」の部分を書き換えてからペーストしてください。
sudo mv serposcope-2.14.0.jar /opt/serposcope/ sudo rm -f /etc/systemd/system/serposcope.service cat <<EOF | sudo tee /etc/systemd/system/serposcope.service > /dev/null [Unit] Description = serposcope [Service] ExecStart = /usr/bin/java -jar /opt/serposcope/serposcope-2.14.0.jar Restart = always Type = simple [Install] WantedBy = multi-user.target EOF sudo systemctl daemon-reload sudo systemctl restart serposcope
これでアップデート完了です。
ちなみにコマンド部分で何をやっているか簡単に解説すると
- 最新のSERPOSCOPEファイルを所定の場所へ移動
- SERPOSCOPEを起動する設定を書き換え
- SERPOSCOPEを再起動
という処理をしています。
バージョン部分を書き換えて再度ペーストすることで、元のバージョンに戻すことも可能です。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
コメント