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はじめてのGCP。利用登録~最低限の初期設定まで

※本記事はプロモーションを含む場合があります。

Google先生といえば「検索」ですが、なんと1日あたり55億件もの検索をさばいているそうです。(2016年時点)

1秒間だと63,000件・・・凄まじいですね。

そんなGoogleが誇るとんでもない設備を、従量課金で借りられる業務用サービスが「GCP」(Google Cloud Platform)です。

しかも「月に●●までならタダ」という無料枠もあるので、お金のかからない範囲でうまく活用したいところ。

そこで今回は、GCPデビューのための利用登録と、最低限の初期設定を解説します。

最後に無料枠でできるGCP活用例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


用意するモノ:Googleアカウントとクレジットカード

GCPを始めるのに必要なのは、次の2つです。

  • Googleアカウント(Gmailアドレス)
  • クレジットカード

Googleアカウントをお持ちでない場合は Gmailアドレスの作り方。パソコン・スマホそれぞれ解説【複数作成も可】 を参考に作ってみてください。

またクレジットカードが必要ですが、無料枠で使う分には料金ゼロなのでご安心ください。

画面でポチポチ。GCPの利用登録

それでは、GCPを使うための利用登録をしていきましょう。

  • STEP1

    GCPの利用登録画面を開いて 利用規約にチェック → 同意して続行 をクリックします。

    GCP_利用開始
    Google Cloud Platform

  • STEP2
    無料トライアルに登録

    GCP_無料トライアル開始
    Google Cloud Platform

  • STEP3
    利用規約にチェックを入れて「続行」

    GCP_無料トライアル入力1
    Google Cloud Platform

  • STEP4
    各項目を入力して「無料トライアルを開始」

    アカウントの種類は 個人 でOKです。

    GCP_無料トライアル入力2
    Google Cloud Platform

  • STEP5
    登録完了

    GCP_無料トライアル_登録完了
    Google Cloud Platform

これだけは済ませておきたい。GCPの初期設定

利用登録ができたら、次の2つを済ませておきましょう。

  1. 自動請求を有効にする
  2. もし料金が発生したら通知が来るようにしておく

その1:自動請求を有効にする

GCPがの登録が完了すると、はじめの90日間は「お試し期間」になります。

お試し期間中は

  • 課金されない
  • 300ドル分のお試し券が使える

ので、本来ならお金のかかる機能も気軽に試せます。

90日が経ってお試し期間が終了しても、引き続き「月に●●までならタダ」の無料枠の中であれば課金なしで使えます。

はじめの90日間91日以降
300ドル分のお試し券×
「月に●●までならタダ」の無料枠

ただ1つだけ条件があって、「自動請求を有効にする」という操作をしないと91日以降(お試し期間の終了後)はGCPを使えなくなってしまいます

お試しで使ってみて、良かったら忘れずに「自動請求を有効」にしておきましょう。

まだお試し期間が残っているうちに「自動請求を有効」にしても、300ドルのお試し券(90日有効)は消えないので、早めに済ませておくのがオススメです。

ちなみに当ページからGCPの利用登録をすると、通常より50ドル上乗せして350ドル分のお試し券をゲットできることになったので、よろしければどうぞ。(Google先生、やっぱ太っ腹…)

その2:料金発生時に通知が来るようにする

無料枠 + お試し券 があるとはいえ、本当に課金されないか気になるところ。

そこで、課金が発生したらメール通知が来るようにしておきましょう。

  • STEP1
    左のメニューから「お支払い」をクリック

    GCP_お支払い
    Google Cloud Platform

  • STEP2
    「予算とアラート」をクリック

    GCP_お支払い_予算とアラート
    Google Cloud Platform

  • STEP3
    「予算を作成」をクリック

    GCP_お支払い_予算を作成
    Google Cloud Platform

  • STEP4
    分かりやすい名前(適当でOK)を入れて 次へ

    GCP_予算の作成_範囲
    Google Cloud Platform

  • STEP5
    通知する金額を設定

    いくらになったら通知するかの金額を入れます

    ②のチェックを外すと、300ドルのお試し券を無視して、無料枠の範囲をオーバーした金額で計算します。現実に課金が発生したときに通知がほしい場合は、チェックをつけておいてください。

    次へ をクリックします。

    GCP_予算の作成_金額
    Google Cloud Platform

  • STEP6
    「終了」をクリックで完了

    予算の何パーセントまで来たら通知するか、の中間ラインもここで指定できますので、必要に応じて入力してください。

    GCP_予算の作成_操作
    Google Cloud Platform

これでもし課金されたときはメールで通知が来るようになりました。

以上で、最低限やっておきたい

  1. 自動請求を有効にする
  2. もし料金が発生したら通知が来るようにしておく

が完了です。

あと最後に、せっかくGCPデビューしたので無料枠での活用例をご紹介します。

無料枠でできるGCP活用例

GCPには色々なサービスがありまして、たとえば次のような機能があります。

  • サーバ(電源つけっぱのPC)
  • ストレージ(ファイル保管庫)
  • データウェアハウス(大量データの分析)

サービスによって違うものの「すこし使うだけならタダ」という無料枠があるので、1つ目のサーバ機能を使ってブログの検索順位チェックなんかができます。

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また、3つ目の分析機能を使うとさらに楽ちん&高機能なチェックツールになります。

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在宅フリーランスエンジニアの広瀬と申します。 副業でITブログを運営し、最高で月10万PVの時もありました。(昔の話) ところで、ブログを書いている人なら自分の記事がどれくらい読まれているのか気になりますよね? Google検索で1番目なん...

ほかにも「外付けHDDを捨ててインターネット上に無制限にファイル保管する方法」など活用方法があるので、記事ができたらココに追記していきたいと思います。

それでは、素敵なGCPライフを!

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