- MoneyLookはパソコンを開けないとデータ更新されないのが面倒
- 一方のMoneyForwardは自動更新で楽そうだけど、オートログイン機能はないし、ネット上に金融機関のパスワード保存するのが怖い
- そしてMoneyForwardは有料だと月500円…それだけの価値はあるの?
そんなあなたに読んでもらいたい記事です。
- MoneyLook と MoneyForward 両者を比較
- MoneyForward 唯一のデメリットは有料であること
銀行やクレジットカードと連携してお金の流れを記録してくれる自動家計簿、便利ですよね。
>>関連記事:家計簿が続かないなら「自動家計簿」におまかせ【習慣も根性も不要】
僕は5年ほどMoneyLookという家計簿ソフトを使っていましたが、MoneyForward(しかも月500円の有料プラン)に乗り換えました。
そしたらMoneyForwardの使い勝手がよすぎて、もうMoneyLookに戻れなくなりました。
今回はもとMoneyLookユーザーから見たMoneyForwardとの差を紹介します。
MoneyLookが使いにくい方には参考になるかと思いますので、3分ほどお付き合いください。
MoneyLook と MoneyForward 両者を比較
MoneyLook | MoneyForward | |
対応する金融機関 | 1,530以上 | 2,600以上 |
データの更新 | 手動(要パソコン) | 自動 |
オートログイン機能 | あり | なし |
金融機関のログイン情報 | パソコン内に保管 | サーバ上に保管 |
スマホ対応 | 使えるけど微妙 | 使いやすい |
料金 | 無料 | 基本無料だけど制限あり |
MoneyForwardの自動データ更新が楽すぎる
最大の違いはデータ更新です。
MoneyLookは、Windowsパソコン(Mac非対応)を開いて更新ボタンを押すことで入出金データを収集します。
なぜなら、金融機関のログイン情報をパソコン内に保管しているので、パソコンがないとデータ収集ができないからです。
一方、金融機関のログイン情報をすべて教えてあるMoneyForwardは勝手にデータ更新してくれます。
やってることは「パソコンで更新ボタンを押すだけ」の差ですが、金融機関によっては「ワンタイムパスワード」や「画像のパズルを完成させる」など2段階認証があるので、そんなメッセージが出るたびに操作しなければなりません。
また、すべてのデータを更新するのには時間がかかり、月に1度は10~20分パソコンの前に張り付くことになります。(登録している金融機関の数にもよります)
それがMoneyForwardだと寝ている間に最新データに更新されているので、実感としてはめちゃくちゃ楽です。
オートログイン機能がなくても案外困らない
MoneyLookの特徴として「オートログイン機能」があります。
ネットバンキングを開くとき、通常は銀行のサイトでIDとパスワードを入力してログインしますよね。
それがMoneyLookのオートログイン機能だと、登録した金融機関の「ログイン」ボタンを押すだけでID・パスワードが自動入力されます。
振込など、銀行にログインして操作するときは楽ですね。
MoneyForwardだとこの機能が使えないのですが、実際は銀行にログインするのって振込のときくらいなので、案外なくても困らないです。
振込でよく使う銀行のID・パスワードだけ覚えて、他のはどこかに忘れないようにメモしておけば十分です。
万がいち情報漏えいしても「取引」はできない
入出金データを収集するには、どうしても金融機関のID・パスワードが必要です。
MoneyLookは、ログイン情報をパソコンのなかで暗号化して持っていて、パソコンのセキュリティ対策をしっかりすれば比較的安心です。
一方、MoneyForwardはログイン情報をサーバ(サービス)上にあずけてしまうので、MoneyForwardを信用するしかありません。
とはいえ、MoneyForwardのセキュリティ対策は
- 最高水準の暗号化(2048bitのSSL)
- 入出金データとログイン情報は別々のサーバで管理
- 普段と異なるログインを検知したらアラート
- 外部のセキュリティ会社による第三者評価
と、当然ですがしっかりしています。
さらに、振込など実際にお金を動かすときは追加情報(乱数表・ワインタイムパスワード・カード番号など)の入力を求められるケースが多いですが、MoneyForwardはあくまでログイン情報しか持っていません。
ですので、万が一ログイン情報が外部に漏れたとしても、口座のお金が抜き取られるといった心配はありません。(入出金の明細などはまる見えですが)
MoneyForwardはスマホアプリが使いやすい
MoneyLookはパソコンでデータ更新することから、どうしてもパソコン主体となります。
いちおうスマホアプリもあるのですが、正直かなり使いにくいです。
一方、MoneyForwardはスマホだけで完結するので、パソコンを持っていなかったりMacユーザーの場合はMoneyForward一択になります。
もちろんパソコンでの操作も使いやすいです。
MoneyForward 唯一のデメリットは有料であること
引用:プレミアムサービスとは|Money Forward, Inc
無料プランは金融機関4件まで
無料プラン最大のネックが、金融機関を4件までしか登録できない点。
銀行もクレジットカードも1つだけなら問題ありませんが、僕は金融機関を46個登録していて、ぜんぜん収まりません。
無料プランは直近1年分しかデータを持たない
過去の家計簿データを残してくれないので
- 去年の旅行っていくら使ったっけ?
- 過去3年で貯金が増えていった推移が見たい
といった使い方ができません。
月500円がちょっと高い
家計簿サービスで節約したいのに月々500円かかる…なんか本末転倒ですね。。
ただ、MoneyLookを使い続けるのと比べたら
- パソコンの前に10~20分も張り付かなくていい
- スマホでも快適に使える
- 対応している金融機関が2倍以上
という手間と時間を500円で買えるなら、僕は価値があると思います。
スタバのフラペチーノ1杯分です。
まとめ
- MoneyLookが使いにくいならMoneyForwardがおすすめ
- 理由は「データ自動更新」「オートログインは案外いらない」「セキュリティ万全」の3つ
- 金融機関が4件超えなら有料プランになるけど、それだけの価値がある
家計簿は面倒くさいと続かないように、家計簿サービスも使いにくいと自然と開かなくなります。
その点、MoneyForwardは使い勝手バツグンなので、ぜひお試しください。
家計簿 マネーフォワード ME 無料で人気の家計簿アプリ
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント
ブログを拝見して感じ入りました。
これぞ私が求めていたブログだと確信しました。
参考にさせていただいています。ありがとうねー。
MoneyForwardを使っています。便利ですよねー。
私は最近格安スマホを3台に増やしました。
それはMoneyForwardで金融機関を30件登録したかったからです。
MoneyForwardを無料で使うためです・・・有料など使いませんとも。^^
スマホ一台の通信料が一ヶ月600円ですから有料で使うのとトントンです。
いえいえ、スマホは充電用としてもその力を発揮してくれます。
他にもスマホを3台持っていて助かることってありますよ。
たとえばセブンイレブンの無料提供などは他の人より3倍も手に入る。
これからスマホは3台4台持ちが普通になってくるような気がします。私だけかな?
コメントありがとうございます。
そして、これぞ求めていたブログだなんて言っていただいたのは初めてです!!
こちらこそありがとうございます^^
スマホ複数持ちは発想がありませんでした。
なるべく物をまとめたい性格なので、とにかくスマホ1台に詰め込むことばかり考えてましたが、そういう使い方・メリットもあるんですね。
MoneyForwardめちゃんこ便利ですよね。
共感いただけて嬉しいです^^