日々の情報収集がはかどるRSSリーダー。その代表格だったGoogleリーダーが2013年7月1日にサービス終了して以降、僕は定番のFeedlyをずっと使っていました。
ところが、特定のWEBサイトではなく「特定のキーワードの最新情報」をウォッチするのに便利な「Googleアラート」をFeedlyで読もうとしたら有料プランが必要とのことで、無料で読めるInoreaderに乗り換えました。
関連記事:情報収集を自動化しよう!Googleアラート×Inoreaderの無料最強コンビ
乗り換えるにはFeedelyで読んでいた購読リストをInoreaderに持っていくわけですが、ものの3分で簡単に移行できたので、今回はその手順をご紹介します。
本記事は2分で読めます。
- 移行用ファイルのやり取りで簡単に移行できる
- フォルダ構成もそのまま移行される
- 具体的な手順
なお「RSSリーダーって何?」という方は、100個の「お気に入り」も1クリックで確認。WEBサイトの更新情報をまとめて取得する方法でその便利さを紹介していますので、併せてご覧ください。
移行の流れ
まず前提として、移行作業はパソコンがおすすめです。
スマホアプリには移行用のメニューが無いからです。
でもスマホアプリではなく、スマホでもブラウザを使えば移行できなくはないです。手順はパソコンと同じです。
移行用ファイルを使う
OPML形式という移行用ファイルを使うことで、簡単に移行することができます。
OPML
〖outline processor markup language〗
文書のアウトライン構造を記述するデータ形式。アウトライン-プロセッサーどうしでアウトライン文書を交換する場合に用いるほか,RSS リーダーどうしで巡回リストを交換する場合にも用いられる。
InoreaderにはFeeldyからの移行専用の機能も備わっているのですが、「あとで見る」やタグ機能などを使っていないのであれば、この標準的なOPMLファイルのやり取りで十分です。
フォルダ構成もそのまま移行できる
Feedlyで整理していたフォルダ(グループ)分けもそのまま移行するこができます。
移行の手順
大まかな流れは次の通りです。
- FeedlyからOPMLファイルをエクスポート
- InoreaderにOPMLファイルをインポート
- (必要に応じて)Feedlyのアカウント削除
1. Feedlyから移行用ファイルをエクスポート
▼フィード一覧の 歯車マーク をクリックします。
▼右上の 矢印マーク をクリックします。
▼下記の 緑のボタン をクリックします。
▼OPMLファイルが取得できました。
続けてInoreaderに吸い上げます。
2. Inoreaderへ移行用ファイルをインポート
※英語の場合はまず日本語設定へ
▼あなたの購読アイテムをインポート をクリックします。
▼ファイルを選択 からOPMLファイルを指定して インポート をクリックします。
▼以上で移行完了です。
3. Feedlyのアカウントを削除
もうFeedlyが不要な場合は、アカウントを削除しておくとスッキリします。
▼右上の人形アイコンを開いて Settings をクリックします。
▼3点 をクリックして Delete account をクリックします。
▼赤いボタン をクリックします。
▼本当に削除するか訊かれるので DELETE NOW をクリックします。
▼これでアカウント削除は完了です。
まとめ
- OPMLというファイルのやり取りでスムーズに乗り換えできる
- フォルダ階層もそのまま移行できる
今回使ったOPMLというファイルは、取っておけば購読リストのバックアップにもなります。クラウドサービスはいつどうなるか分からないので、バックアップを取っておく癖をつけておくと安心ですね。
やってみれば簡単に乗り換えられますので、ぜひお試しください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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