在宅フリーランスのぼくは、取引先とのやり取りはほぼチャットで完結しています。
あまりに便利で、もう電話やメールに戻れる気がしません。
そんなビジネスチャットですが、種類がいろいろあって、どれを使おうか迷いがち。
使いやすさや価格も大事ですが、最重要は有名どころのチャットツールから選ぶことです。
今回は、その理由とおすすめチャットツールを1つご紹介します。
チャットを導入したのに使わなかった…とならないように、3分ほどお付き合いください。
フリーランスがチャットツールを選ぶときのポイント
最重要なのは「普及していること」です。
とにかく有名どころから選ぼう
なぜメジャーなツールから選ぶかというと、「相手も同じチャットツールを使ってもらう必要があるから」です。
メールであれば
- Gmail と Yahoo!メール
- Yahoo!メール と Gmail
も問題なくやり取りできますが、チャットの場合は
- Gmail と Gmail
- Yahoo!メール と Yahoo!メール
といったように、お互いのツールを合わせないと使えません。
チャットツールを選ぶときは、有名どころであり、取引先も使っている(使ってもらえる)可能性の高いツールが無難です。
有名どころのビジネスチャット4選とそれぞれの特徴
チャットを仕事で使う場合、プライベートで使うものよりセキュリティなどに優れる「ビジネスチャット」と呼ばれるツールが主流です。
ここでは、有名どころの4つのビジネスチャットとその特徴をご紹介します。
Slack
世界トップクラスのシェアを誇るアメリカ発のビジネスチャット。
メールやカレンダーの内容をチャット上で確認できるなど、他サービスとの豊富な連携が特徴です。
メリット | ・他サービスとの連携が豊富 ・スレッド形式で会話の流れが見やすい |
デメリット | ・料金が高い |
チャットワーク
よくSlackと比較されるメジャーな国産ビジネスチャット。
メッセージをタスク化できるので、「いつまでに・誰が・何をやる」を簡単に共有できます。
メリット | ・タスク管理機能がある ・料金が安い |
デメリット | ・スレッド機能がない |
Microsoft Teams
Slackとともに世界トップクラスのシェアを持つMicrosoftのビジネスチャット。
WordやExcelとの相性がよく、Microsoft製品とのスムーズな連携が特徴です。
メリット | ・シンプルで使いやすい ・無料版でも制限がすくない |
デメリット | ・ちょいちょい障害が起きる |
LINE WORKS
2016年の登場から急激にシェアを伸ばしているビジネス版のLINE。
LINEの使い勝手はそのままに、スケジュール・アドレス帳・アンケート機能も使えます。
メリット | ・シンプルで使いやすい ・チャット以外の機能も豊富 |
デメリット | ・既読が表示される |
フリーランスなら「チャットワーク」をおすすめする3つの理由
ご紹介した4つ以外にも、ビジネスチャットはたくさんあります。
その中でも、どれか1つ選ぶなら「チャットワーク」がオススメです。
理由は
- 修正できる
- 既読にならない
- 1対1ならずっと無料
の3つです。
理由1:修正できる
チャットを送信したあとでも、間違いを見つけたら編集できます。
よくメールなんかだと、ちゃんと見直したはずなのに送信した瞬間に「あ!」と間違いに気づくことってありませんか?
でもチャットワークなら後から修正できるので、より気軽にメッセージのやり取りができます。
理由2:既読にならない
メッセージを開いても既読表示がないので、読んだことがバレません。
フリーランスは掛け持ちで仕事をすることも多く、急ぎの仕事中にまったく別のメッセージを開いちゃって「あれ?読んでるのにぜんぜん返信くれない」と相手に思われるのは避けたいところ。
既読機能がなければそういった不安もないので、余計なプレッシャーもなく、目の前の仕事に集中することができます。
理由3:1対1ならずっと無料
チャットは基本的に
- 1対1の個別チャット
- 複数名のグループチャット
の2種類あります。
チャットワークでは、無料プランでも「1対1の個人チャット」が制限なく利用可能。
1人で活動されているクライアントさんや、社長と直接やり取りするだけといった場合は、ずっと無料プランで使えます。
一方、グループチャットは累計14個(※)まで無料という制限があります。(累計というのがミソ)
※2021.7.5 より、上限が累計7個までに減ります。
参考:2021/06/02 – フリープランのグループチャット利用上限数変更のお知らせ
それ以上になると有料プランへの切り替えが必要ですが、ちょっとした裏技でお得に使えるようです。
>>参考記事:チャットワークの無料枠の上限がいっぱいになったときの対処法|デキる主婦を目指すためのブログ
チャットワーク唯一のデメリット
フリーランスにイチ押しのチャットワークですが、唯一のデメリットは「スレッド機能」がないこと。
1つのチャット内で同時にいくつもの話題が出てくると、どのメッセージに対する返信なのかが分かりにくくなります。
その代わり「返信機能」がありまして、REアイコンをクリックすれば返信元のメッセージを確認できます。
個人的にはスレッド機能の追加を待ち望んでますが、おおむね返信機能があれば困らないと思います。
まとめ
- チャットツールは相手も同じツールを使う必要がある
- 有名どころのビジネスチャットを選ぶのが無難
- フリーランスに一押しなのは「チャットワーク」
取引先がすでにチャットツールを導入していたら、先方に合わせるのがスムーズです。
でも、はじめてチャットを使ってみようかなという場合は「チャットワークはどうですか?」と提案してみると良いかもしれません。
バラバラのツールを使い分けるより、1つに絞った方が扱いやすくなりますので。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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