2019.4.10 追記
現在、こちらの記事でご紹介しているアプリがストアから消えているため、この記事の内容は使えなくなってしまいました。
せっかくご訪問いただいたのに申し訳ありません。
代わりの方法が見つかりましたら、記事内容をアップデートします。
メール・写真・ファイルといった電子データはたくさん保存するほどデータ容量を使うので、いらないものは整理して削除するのが一般的でした。ところが今は、大容量でなかなかいっぱいにならないGmail、画像と動画を無制限に保存できるGoogleフォト、毎月の上限内であればいくらでも新規にファイルを保存できるEvernoteと、削除せずに何でも保存できる時代になりました。
ところが、そんな時代にどんどん消えていくデータが「通話履歴」です。
- 履歴から電話をかけようと思ったら、件数がいっぱいで消えていた
- 個別にバックアップを取ればよいんだろうけど、そこまでして残すほどでも…
- ライフログとして、いつどれくらい電話をしていたのか記録を残しておきたい
そこで今回は、Androidスマホを対象に通話履歴をGoogleカレンダーに自動保存する方法をご紹介します。
1度セットするだけで今後の通話履歴はすべて自動保存されますので、3分ほどお付き合いください。
- Googleカレンダーに通話履歴を保存する4つのメリット
- Googleカレンダーに自動保存する手順
ちなみに僕は半年前から通話履歴を保存するようになって、過去どれくらい電話をしたか見える化できるようになりました。

Googleカレンダーに通話履歴を保存する4つのメリット

メリット1:機種変更してもデータが消えない
Googleカレンダーはクラウドサービスなので、登録したデータは手元の端末ではなくGoogleのサーバ上に保存されます。機種変更や端末が故障しても、Googleカレンダーに接続するだけでいつも通りに使えます。また直近50件など件数制限がないので、通話履歴をずっと保存しておくことができます。

メリット2:過去の通話を検索できる
Googleカレンダーの検索機能を使うことで、過去の通話履歴をすべて検索することができます。名前や電話番号で検索すれば、特定の相手といつ・どのくらい電話をしたのかひと目で分かります。

メリット3:電話の内容をメモして残せる
通話履歴は「Googleカレンダー上の1つの予定」として保存されるため、予定のメモを入力する感覚で通話の内容を書き残しておくことができます。普通の通話履歴はただ履歴が残るだけですが、予定にメモを残しておけば、何の話をしたのかまで保存しておけます。

メリット4:直感的で見やすい
カレンダー上に通話履歴が表示されるので、いつ・誰と電話したかを直感的に見ることができます。障害対応で何時に誰と会話したかを時系列で報告書にまとめるのに便利です。

Googleカレンダーに自動保存する手順
スマホの通話履歴を自動でGoogleカレンダーに保存してくれるAndroidアプリ「Call Track」を使います。また、Googleカレンダー上に通話履歴専用のカレンダーを作っておくことをおすすめします。(他の予定と分けて管理できるため)
通話履歴用のカレンダーを作成
※新しいカレンダーはアプリでは作成できません。パソコンでGoogleカレンダーを開くか、操作しにくいですがスマホのブラウザでGoogleカレンダーを開きます。
▼Googleカレンダーを開いて、歯車 > 設定 をクリックします。

▼カレンダーを追加 > 新しいカレンダー をクリックします。

▼名前を入力して、カレンダーを作成 をクリックします。

▼通話履歴用のカレンダーが作成されました。

Call Trackアプリの設定
▼Call Trackを起動して すべてのチェックをON にします。
チェックの意味合いは、上から順に次の通りです。
- アプリを有効化
- 「着信」を記録する
- 「発信」を記録する
- 「不在着信」を記録する
また、「Calendar」に先ほど作成した通話履歴用のカレンダーを指定します。

▼右上の 3点(メニュー)>Sync Entire Call Log をタップします。まだ端末内に保存されている通話履歴データをGoogleカレンダーに登録することができます。

以上で設定は完了です。お疲れ様でした。
まとめ
- 通話履歴はGoogleカレンダーに保存しておくのがおすすめ
- 理由は「クラウド保存」「検索できる」「メモを残せる」「直感的」の4つ
- Call Trackアプリを使えば全自動で保管できる
これで通話履歴がすべて保存され、今後いくらでも必要なときに確認できますので、ぜひお試しください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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